彼女のZ33「フェアレディZ」はDIYでアメリカ風カスタム! 初めての愛車をMT換装して乗り続けたいくらいダイスキ!

アメリカで走っていそうなZ33をイメージ

年に1回開催される日産「フェアレディZ」の祭典、「ADVANオールフェアレディZミーティングin富士スピードウェイ2023」。2023年5月5日に静岡県・富士スピードウェイで開催され、1308台ものZカーが集合した。その中から、同じZ33乗りのパートナーとともに参加していた女性オーナーに話を聞いた。

パートナーと一緒に自分の手でカスタム

3年前、初めてのクルマとしてZ33型フェアレディZを購入したというステファニーさん。人生最初のクルマにフェアレディZを選んだ理由を聞いてみると、

「スポーツカーに乗りたくて、走ってるのを見たときにカッコいいなこのクルマ、と思ってネットで調べて」

とのこと。走行6万kmで購入したときからホイールとウイングは付いていたそうだが、「もうちょっと自分らしさを出したい」とカスタムをすることにしたそうだ。

ステファニーさんのZのカスタム内容は、フェンダー、リップスポイラー、リアバンパー、SSRホイール、RSR車高調、サムライパワーの排気系、ハンドル、シフトノブなどとなっている。このイベントに向けてステッカーチューンなども行うなど、自分好みの1台に仕上げているが、カスタムに関してはパートナーと緒に作業を行っている。パートナーのSMILEYさんはこう語る。

「基本、やりたいってことを一緒に話し合って、オイルだらけになっていっしょにカスタムをやってます。自分らはよっぽどの載せ替えとか以外は、ショップに預けないがモットーなんで」

カスタムに「女の子らしさ」はいらない

ボディカラーに関しては当初、紫にオールペンする予定だったそうだが、乗っているうちに今のこのカラーが気に入って、現在のところオールペンはペンディング中。他にも、今後さらに手を入れたい箇所もあるという。

「とりあえず、ちょっといかつくしようかなと思って。ボンネットとか変えたいなって思います。あとはダクトとか。それから今はATなんで、MTに載せ替えたい。免許がAT限定だから限定解除しなきゃいけないんで、載せ替えるとしてもその後ですね。外も中も女の子らしくないほうがいいんです(笑)」

と言うステファニーさんだが、買い替えではなく載せ替えの理由は「このクルマが好きだから」で、あえてこの個体にMTを載せたいのだそうだ。

ドライブの他、ワインディングなどへも走りにいくというステファニーさん。人生最初のクルマとして3年間乗り続け、自分の手でカスタムを加えてきたフェアレディZの魅力とは何なのだろうか。

「最高です。カッコいいし速いし、とにかく全部好きです。周りも、カッコいいって言ってくれるので。カスタムのポイントは、アメリカに走ってそうなZで、女の子が乗ってなさそうなクルマです。女らしさはいらないんで」