SPORT – JASMA https://jasma.org Wed, 27 Dec 2023 08:34:37 +0000 en-US hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7 https://jasma.org/wp-content/uploads/2024/01/png-clipart-steering-wheel-steering-wheel-removebg-preview-150x150.png SPORT – JASMA https://jasma.org 32 32 大阪・中之島の公道を「フェラーリ」や「ランボ」のレーシングマシンが激走! サーキット専用車がド迫力エキゾーストノートを響かせた白昼イベントとは? https://jasma.org/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e3%83%bb%e4%b8%ad%e4%b9%8b%e5%b3%b6%e3%81%ae%e5%85%ac%e9%81%93%e3%82%92%e3%80%8c%e3%83%95%e3%82%a7%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%80%8d%e3%82%84%e3%80%8c%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%9c.html Mon, 27 Nov 2023 07:36:16 +0000 https://jasma.org/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e3%83%bb%e4%b8%ad%e4%b9%8b%e5%b3%b6%e3%81%ae%e5%85%ac%e9%81%93%e3%82%92%e3%80%8c%e3%83%95%e3%82%a7%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%80%8d%e3%82%84%e3%80%8c%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%9c.html サーキットでも滅多に見られない勇姿に老若男女から歓声!
2023年11月23日(木・祝)および、25日(土)に大阪市中央公会堂の近隣エリアにて「NAKANOSHIMA CIRCUIT」が開催された。23日には約100台のスーパーカーを展示。フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンといった世界の名だたるハイパフォーマンスカーが一同集結し、多くの来場者の視線を奪ったのだが、25日にはスーパーマシンがデモンストレーションラン(以下デモラン)を行うパフォーマンスを披露。世界から集まったファンたちが迫力のエキゾーストノートに酔いしれた。

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大阪来てなキャンペーン」の盛り上げに

11月25日(土)、快晴に見舞われた大阪府・大阪市に位置する中之島。冬の肌寒さもどこ吹く風、「NAKANOSHIMA CIRCUIT」が開催された中之島公会堂周辺には早朝より多くの見物客が集まった

「NAKANOSHIMA CIRCUIT」は、国内外から大阪を訪れる人々に府内での滞在や周遊を楽しんでもらうことを目的とした「大阪来てなキャンペーン(構成団体:大阪府、大阪市、公益財団法人大阪観光局)」が主催するイベントのひとつ。25日は、レーシングカー6台のデモランが行われるということで、世界中から多くのスーパーカーファンが訪れたのだ。

世界で32台の超スーパーカーも走った!

デモランした顔ぶれはフェラーリ「599XX EVO」をはじめ、マクラーレン「セナGTR」やアウディ「R8 LMS」、ランボルギーニ「ウラカンSTO」フェラーリ「488GTE」など、スーパーカーの域を超えた超ハイパフォーマンス車や純レーシングカーばかり。

大阪市立中央公会堂から中之島通を往復するのが今回のルート。決して距離は長くないものの、徐々にタイヤが温まるにつれてドライバーのアクセル開度は高まり、周回ごとに甲高いサウンドを轟かせていた。

なかには世界で32台しか生産されていないフェラーリ「FXX K Evo」も走行。日常では絶対に見ることのできない実車と美麗なエキゾーストノートに、ギャラリーから大きな歓声が沸いたのである。

新旧86も集った「中之島アニメBOX」も併催

期間中は、大阪市中央公会堂にて「中之島アニメBOX」も開催。屋外には「MFゴースト」のトヨタ86と「頭文字D」のハチロクが並べられたほか、展示室内では「進撃の巨人」の10周年特別展示が行われるなど、人気のポップカルチャーを垣間見ることができた。

屈指のビジネス街として知られる中之島に多くのスーパーカーが集結したことは異例である。さらに”超”が付くほどのレーシングカーを公道を走らせるという成果も然り。クルマ好きでなくても刺激的な2日間となったはずであり、官民一体となって実現させたのも大阪らしく、素晴らしい試みだったといえるだろう。

なお、2025年に開催される大阪・関西万博の機運醸成につなげるべく、今後も府内で各種イベントを予定。「大阪来てなキャンペーン」の概要や詳細はホームページでチェックしてほしい。

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「好きなのに乗っていいよ!」「じゃあ、フィアット8Vで!」博物館の貴重なクルマを極東のジャーナリストに預ける懐の深さよ【クルマ昔噺】 https://jasma.org/%e3%80%8c%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%ab%e4%b9%97%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%84%e3%82%88%ef%bc%81%e3%80%8d%e3%80%8c%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%82%e3%80%81%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2-2.html Sun, 26 Nov 2023 13:20:31 +0000 https://jasma.org/%e3%80%8c%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%ab%e4%b9%97%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%84%e3%82%88%ef%bc%81%e3%80%8d%e3%80%8c%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%82%e3%80%81%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2-2.html 博物館のクルマを日本のいちジャーナリストに預けてしまう懐の深さを痛感
モータージャーナリストの中村孝仁氏が綴る昔話を今に伝える連載。第13回目はチェントロ・ストリコ・フィアットで、出会ったフィアット「8V」を振り返ってもらいました。

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貴重な8Vに試乗することができた

モータージャーナリストになって初の大仕事と言えるのが、当時のカースタイリング出版から刊行した世界の自動車博物館シリーズである。僅か3冊を出版して打ち止めになってしまったのは残念だったが、自分自身にとっても今となっては貴重な資料となっている。実は出版に至らなかった博物館もたくさんある。その一つがチェントロ・ストリコ・フィアットというフィアットの博物館だ。

ここを訪れたのは1979年だったように記憶する。取材のため事前にアポを取っていたから、撮影やインタビューなど実にスムーズであった。はじめのうちはわざわざホテルまでの送迎付き。そのクルマが何と当時の130クーペだったから、大喜びであった。2日目以降は131ディーゼルを貸してもらったから、休みの時などは遠出もした。

取材の最後に当時の館長から思わぬ提案があった

「どれでも好きなクルマに乗せてあげるから言いなさい」と。

そんな素敵なオファーを受けないはずもなく、返す言葉で「それならメフィストフェレスに乗せてください」と頼んでみた。すると、「いや、あれはダメだ。あれは仮ナンバーが取れないから、仮ナンバーの取れるクルマにしてくれ」とのこと。

そこでお願いしたのがフィアット8Vであった。すると館長は「わかった。他には?」と。

今度はこちらが「?」

えっ? 他にも乗っていいの?? という感じであった。そこで今度は「じゃあ、アバルト124スパイダーでお願いします」と頼んだ。というわけでフィアットの博物館で思いがけず、2台の貴重なクルマに乗ることになったわけである。

フィアット8Vは戦後のフィアットにとって、かなり挑戦的なプロジェクトだったように感じる。当初はアメリカ人に受けるクルマを作ろうとしたようだが、それはセダンであった。そしてその開発の任を受けたのがダンテ・ジアコーザ。戦前にフィアットに入社し、トポリーノに始まり、当時のフィアットの中核をなすクルマを次々と作り上げた名エンジニアである。

しかも彼はメカニズムの設計にとどまらず、ボディデザインまでしてしまうところが凄いところで、フィアット1400などはその代表格。そしてその1400こそ、フィアット初のモノコック構造を持ったフラッシュサーフェスのモダンなクルマであり、それがアメリカ人に受けるクルマとして本来V8エンジンを搭載してアメリカに輸出されるはずのクルマであった。

しかし、出来上がったのは1.4Lの4気筒エンジンを搭載するミッドサイズセダンであった。とはいえ、V8エンジン搭載のプロジェクトが死に絶えたわけではなく、ダンテ・ジアコーザが設計したタイプ104と呼ばれたV8エンジンとタイプ106と呼ばれたシャシーは、フェラーリやマセラティに挑戦すべく、異なるプロジェクトとしてスタート。こうして完成したのが8Vだったのである。

中低速トルクがない8Vに手こずりながらも……

8Vとなった車名の由来は元来ストレートにV8と行きたかったところ、そのネーミングは当時フォードによって登録されていて使えなかったため、ひっくり返したといわれる。そしてフィアットらしいといえばフィアットらしく、排気量は小さく2Lに収めた。V8のアングルは70度、ウェーバーのツインチョークキャブを2基搭載し、初期型のパワーは105hpだったという。

博物館にあったのはどうやらこの仕様のようだった。合計114台(しか作られていない)が生産され、そのうち34台がフィアットのスペシャルボディ・デパートメントによるもので、デザインは当時フィアットのデザインディレクターだった、ファビオ・ルイジ・ラピによるもの。30台がザガートによって架装され、他にもヴィニャーレやギアなども異なるデザインのボディに仮装している

さて、このクルマ、「明日博物館の前に置いておくから」と言われ、翌日行ってみると本当に正面玄関の前に駐車されていた。同じくアバルト124スパイダーもである。そして手始めにというか最初に乗ったのがこのクルマだった。

行先はトリノヴァレンティノ公園。流石に古いクルマだし、博物館の展示車だしということで恐る恐るのドライブだったのだが、隣に乗るある意味お目付け役のイタリアンがとにかく飛ばせという。

バレンティノ公園までは結構な山坂があるから必然的に引っ張る必要があるのだが、如何せん2LのV8は中低速トルクがまるでない。だから早めのシフトアップではすぐにエンジンがぐずり始める。それを知っていて隣のイタリアンは「presto! presto!」と連発するのである。まあ意味としては「飛ばせ!」である。

挙句の果てにはシフトアップしようとする僕の右手を抑えにかかったりしていたので、やはり回転は上げないと駄目だったようだ。結局5000rpmあたりまで上げると調子よく走っていた。

実はこのクルマ、フィアットの公式な博物館のサイトを見たら、2012年にミレミリアを走っていてその時ドライブしたのはなんと、当時のFCA会長、ジョン・エルカン氏だったという。彼よりも先にこのクルマに乗れたというわけで、博物館のクルマを日本のいちジャーナリストに預けてしまう懐の深さを痛感したという次第である。

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「好きなのに乗っていいよ!」「じゃあ、フィアット8Vで!」博物館の貴重なクルマを極東のジャーナリストに預ける懐の深さよ【クルマ昔噺】 https://jasma.org/%e3%80%8c%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%ab%e4%b9%97%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%84%e3%82%88%ef%bc%81%e3%80%8d%e3%80%8c%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%82%e3%80%81%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2-4.html Sun, 26 Nov 2023 13:20:31 +0000 https://jasma.org/%e3%80%8c%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%ab%e4%b9%97%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%84%e3%82%88%ef%bc%81%e3%80%8d%e3%80%8c%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%82%e3%80%81%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2-4.html 博物館のクルマを日本のいちジャーナリストに預けてしまう懐の深さを痛感
モータージャーナリストの中村孝仁氏が綴る昔話を今に伝える連載。第13回目はチェントロ・ストリコ・フィアットで、出会ったフィアット「8V」を振り返ってもらいました。

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貴重な8Vに試乗することができた

モータージャーナリストになって初の大仕事と言えるのが、当時のカースタイリング出版から刊行した世界の自動車博物館シリーズである。僅か3冊を出版して打ち止めになってしまったのは残念だったが、自分自身にとっても今となっては貴重な資料となっている。実は出版に至らなかった博物館もたくさんある。その一つがチェントロ・ストリコ・フィアットというフィアットの博物館だ。

ここを訪れたのは1979年だったように記憶する。取材のため事前にアポを取っていたから、撮影やインタビューなど実にスムーズであった。はじめのうちはわざわざホテルまでの送迎付き。そのクルマが何と当時の130クーペだったから、大喜びであった。2日目以降は131ディーゼルを貸してもらったから、休みの時などは遠出もした。

取材の最後に当時の館長から思わぬ提案があった。

「どれでも好きなクルマに乗せてあげるから言いなさい」と。

そんな素敵なオファーを受けないはずもなく、返す言葉で「それならメフィストフェレスに乗せてください」と頼んでみた。すると、「いや、あれはダメだ。あれは仮ナンバーが取れないから、仮ナンバーの取れるクルマにしてくれ」とのこと。

そこでお願いしたのがフィアット8Vであった。すると館長は「わかった。他には?」と。

今度はこちらが「?」

えっ? 他にも乗っていいの?? という感じであった。そこで今度は「じゃあ、アバルト124スパイダーでお願いします」と頼んだ。というわけでフィアットの博物館で思いがけず、2台の貴重なクルマに乗ることになったわけである。

フィアット8Vは戦後のフィアットにとって、かなり挑戦的なプロジェクトだったように感じる。当初はアメリカ人に受けるクルマを作ろうとしたようだが、それはセダンであった。そしてその開発の任を受けたのがダンテ・ジアコーザ。戦前にフィアットに入社し、トポリーノに始まり、当時のフィアットの中核をなすクルマを次々と作り上げた名エンジニアである。

しかも彼はメカニズムの設計にとどまらず、ボディデザインまでしてしまうところが凄いところで、フィアット1400などはその代表格。そしてその1400こそ、フィアット初のモノコック構造を持ったフラッシュサーフェスのモダンなクルマであり、それがアメリカ人に受けるクルマとして本来V8エンジンを搭載してアメリカに輸出されるはずのクルマであった。

しかし、出来上がったのは1.4Lの4気筒エンジンを搭載するミッドサイズセダンであった。とはいえ、V8エンジン搭載のプロジェクトが死に絶えたわけではなく、ダンテ・ジアコーザが設計したタイプ104と呼ばれたV8エンジンとタイプ106と呼ばれたシャシーは、フェラーリやマセラティに挑戦すべく、異なるプロジェクトとしてスタート。こうして完成したのが8Vだったのである。

中低速トルクがない8Vに手こずりながらも……

8Vとなった車名の由来は元来ストレートにV8と行きたかったところ、そのネーミングは当時フォードによって登録されていて使えなかったため、ひっくり返したといわれる。そしてフィアットらしいといえばフィアットらしく、排気量は小さく2Lに収めた。V8のアングルは70度、ウェーバーのツインチョークキャブを2基搭載し、初期型のパワーは105hpだったという。

博物館にあったのはどうやらこの仕様のようだった。合計114台(しか作られていない)が生産され、そのうち34台がフィアットのスペシャルボディ・デパートメントによるもので、デザインは当時フィアットのデザインディレクターだった、ファビオ・ルイジ・ラピによるもの。30台がザガートによって架装され、他にもヴィニャーレやギアなども異なるデザインのボディに仮装している

さて、このクルマ、「明日博物館の前に置いておくから」と言われ、翌日行ってみると本当に正面玄関の前に駐車されていた。同じくアバルト124スパイダーもである。そして手始めにというか最初に乗ったのがこのクルマだった。

行先はトリノヴァレンティノ公園。流石に古いクルマだし、博物館の展示車だしということで恐る恐るのドライブだったのだが、隣に乗るある意味お目付け役のイタリアンがとにかく飛ばせという。

バレンティノ公園までは結構な山坂があるから必然的に引っ張る必要があるのだが、如何せん2LのV8は中低速トルクがまるでない。だから早めのシフトアップではすぐにエンジンがぐずり始める。それを知っていて隣のイタリアンは「presto! presto!」と連発するのである。まあ意味としては「飛ばせ!」である。

挙句の果てにはシフトアップしようとする僕の右手を抑えにかかったりしていたので、やはり回転は上げないと駄目だったようだ。結局5000rpmあたりまで上げると調子よく走っていた。

実はこのクルマ、フィアットの公式な博物館のサイトを見たら、2012年にミレミリアを走っていてその時ドライブしたのはなんと、当時のFCA会長、ジョン・エルカン氏だったという。彼よりも先にこのクルマに乗れたというわけで、博物館のクルマを日本のいちジャーナリストに預けてしまう懐の深さを痛感したという次第である。

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バイト代をためて買った人生初の愛車フィアット「X1/9 1500」諸費用込み140万円の現実とは?【忘れじの車】 https://jasma.org/%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%88%e4%bb%a3%e3%82%92%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%a6%e8%b2%b7%e3%81%a3%e3%81%9f%e4%ba%ba%e7%94%9f%e5%88%9d%e3%81%ae%e6%84%9b%e8%bb%8a%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%88-2.html Fri, 17 Nov 2023 07:49:13 +0000 https://jasma.org/%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%88%e4%bb%a3%e3%82%92%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%a6%e8%b2%b7%e3%81%a3%e3%81%9f%e4%ba%ba%e7%94%9f%e5%88%9d%e3%81%ae%e6%84%9b%e8%bb%8a%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%88-2.html 心に残っているフィアットとの思い出
自動車メディアに長く携わっている業界関係者に、心に残っているクルマの思い出を語ってもらいました。今回は、自動車ライターおよび翻訳者として活動中の武田公実さんです。イタリアと関係の深い武田さんが最初に買ったクルマはフィアット「X1/9 1500」。そのストーリーをみていきましょう。

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エンスー的自動車趣味創成期にあった1980年代

今回「これまでもっとも印象に残るフィアットないしはアバルト」というテーマを頂戴したが、筆者にとってのイチバンはなんといってもフィアットX1/9。大学時代に自動車運転免許を取得して、アルバイトで得たなけなしの給料をつぎ込んで手に入れた、人生初の愛車である。最初は、とにかく2シーターのライトウェイトスポーツカーが欲しいと思っていた。日本におけるエンスー的自動車趣味創成期にあった当時の日本で、生意気盛りの筆者はまだ自分のクルマも持ってないのに、いっぱしのエンスージアスト気取りだった。

とはいえ、しょせん学生がバイト代を貯めて買えるスポーツカーなど選択肢は限られていたものの、そこはやはり「にわかエンスー」である。やれ「フェアレディZはGTカー的」だの「トヨタMR2は走り屋御用達っぼい」だの、さまざまな御託を並べたあげく、イギリス製のMG-BかMGミジェット、そしてフィアットX1/9が候補に挙がったのだが、筆者は小学生時代にスーパーカープームの洗礼を受けた世代でもあったことから、X1/9に照準を絞ることにした。

 

 

こうして1年生、19歳の夏に目標を定め、それから約1年半はひたすらアルバイトに明け暮れる日々。ようやく所定の購入資金が貯まったのは、3年となっていた1988年の春、21歳の時である。忘れもしない、今ではフォルクスワーゲンの正規販売店となっている千歳船橋の某エンスー向けカーショップで出会ったのが、朱色に近いレッドの9年落ち、1979年型のフィアットX1/9 1500だった。

リニア感のあるブレーキフィール

そして車両代金109万円、諸経費込みでたしか140万円くらいを支払ってから数週間後、ついにわがものとなったX1/9の地を這うようなコックピットに収まり、ショップから渋滞気味の環八に走り出す日が訪れた。ところが、晴れて納車となった次の瞬間から「とんでもないものを買ってしまった……?」、という、後悔にも近い感情にさいなまれてしまうことになる。自分名義となったX1/9に乗ることで、夢から醒めたかのごとく現実に立ち返ったのだろう。

実際、購入して間もなく後輪のハブベアリングから異音が発生し、交換が必要となった。そのほか、常にオーバーヒート気味で、発電量も不足気味。パーコレーションを起こして停まってしまうことも頻繁にあった。つまりは、二十歳そこそこのバイト学生が初めての愛車として乗るには、いささか荷の重いシロモノだったのかもしれない。

しかし、それが若気の至りというものなのか、ちょっと壊れることさえ「エンスーの勲章」とばかりに自慢の対象とするような、ちょっと面倒くさいタイプのカーマニアヘと成長(?)していったのだ。

もちろん、走り屋を自認する当時のクルマ仲問たちがお節介にも指摘してきたように、X1/9は速いクルマなどではなかった。ミッドシップに横置きされた直列4気筒SOHCエンジンは、前期型では1290cc。著者の乗っていたX1/9 1500でも1498ccに過ぎない。そして、排ガス規制がすべてのクルマのパワーを削いでいた時代ゆえに、往年のフィアット正規代理店「東邦モータース」によって正規輸人された日本仕様では、66psという心もとないものだった。そこに、ライトウェイトスポーツカーと呼ぶには重めの車重も相まって、動力性能はまるっきり大したことなかったのだ。だから、国産スポーツモデルに乗る友人たちとのドライブは、先行車を見失わないよう常に気張って走る必要があった。

でも、ミッドシップゆえのシャープな回頭性とハンドリング。ノンサーボの4輪デイスクブレーキがもたらす、リニア感のあるブレーキフィール。それらのすべてが、ホンモノのスポーツカーであることを主張してきた。

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超望遠レンズが無料で試せる!「ラリージャパン2023」に出展のシグマが一眼用レンズを貸出します https://jasma.org/%e8%b6%85%e6%9c%9b%e9%81%a0%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%ba%e3%81%8c%e7%84%a1%e6%96%99%e3%81%a7%e8%a9%a6%e3%81%9b%e3%82%8b%ef%bc%81%e3%80%8c%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%91%e3%83%b320.html Tue, 14 Nov 2023 06:50:12 +0000 https://jasma.org/%e8%b6%85%e6%9c%9b%e9%81%a0%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%ba%e3%81%8c%e7%84%a1%e6%96%99%e3%81%a7%e8%a9%a6%e3%81%9b%e3%82%8b%ef%bc%81%e3%80%8c%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%91%e3%83%b320.html カメラ本体やカメラ用レンズを手がけるメーカーのシグマ(神奈川県川崎市)が、2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)の最終戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」に出展することが決まった。SSの現場でブース出展し、無料で超望遠レンズの貸し出しを行う。

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憧れの望遠レンズでラリーを撮影しよう!

カメラ本体やカメラ用レンズを手がけるメーカーのシグマ(神奈川県川崎市)が、2023年FIA世界ラリー選手権(WRC)の最終戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」に出展することが決まった。SSの現場でブース出展し、無料で超望遠レンズの貸し出しを行う。

サーキット以外でのモータースポーツイベントでのレンズ貸し出しは初

FIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」が、まもなく2023年11月16日(木)より開幕となるが、その開催を前にカメラの交換レンズを多数リリースしているシグマがブース出展すると発表した。

シグマがブースを出展するのが、11月18日(土)に設定されている「岡崎市SS(岡崎市中央総合公園)」。この場で「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports」や、手ブレ補正性能を向上させた開発中の新ファームウェアを搭載した「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports」といった望遠ズームレンズの貸し出しを行うという。

シグマはこれまでも富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催される「インタープロトシリーズ」へのブース出展とレンズ貸し出しをしており、富士スピードウェイ内の撮影可能エリアで自由に撮影ができる体験会を実施している。

今回は、その富士スピードウェイから飛び出し、ラリーの現場でのレンズの体験を行う機会を設けたいということで、この貸し出しブース出展が実現した。岡崎中央総合公園内にある野球場(岡崎レッドダイアモンドスタジアム)2階出入口前に設けられる特設ブースでレンズを借り、会場となる岡崎中央総合公園のエリア内の撮影可能スペースで自由に撮影ができるというもの。

ちなみにレンズの貸し出しに関しては、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等の顔写真つきの公的な身分証明書の提示が必要で、ブースの出展時間は午前7時から午後4時まで(変更となる場合がある)となる。もちろん、別途ラリージャパン岡崎市SSSの観戦チケット(岡崎中央総合公園への入場チケット)は必要である。

ラリージャパンとしてのOKAZAKI SSS(SS11およびSS12)だけでなく、この岡崎中央総合公園には、ペター&オリバーのソルベルグ親子、そしてタレントの哀川 翔さんや岡崎市出身の元レーシングドライバーの中嶋一貴さんらも来場。各種イベントやデモランも開催されることとなっており、撮影対象はいくらでもある、といえる。

60-600mmで未体験の撮影に挑んでみよう!

このシグマの貸出し対象製品は以下の通り。

・ミラーレス一眼専用
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports(Lマウント用/ソニーEマウント用)
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary(Lマウント用/ソニーEマウント用)
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports(Lマウント用/ソニーEマウント用)

・デジタル一眼レフ用
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports(シグマSAマウント用/キヤノンEFマウント用/ニコンFマウント用 /)
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary(シグマSAマウント用/キヤノンEFマウント用/ニコンFマウント用)
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary(シグマSAマウント用/キヤノンEFマウント用/ニコンFマウント用)
SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports(シグマSAマウント用/キヤノンEFマウント用/ニコンFマウント用/Lマウント用※マウントコンバーター同時貸し出し/ソニーEマウント用※マウントコンバーター同時貸し出し)

カメラ本体や記録メディア、三脚や一脚などの撮影用品の貸し出しはないので、自身の装備を持ち込むこと。ひとり1回の貸し出しにつきレンズは1機種のみの貸し出しとなる。時間内で機材の余裕があれば貸し出しレンズの交換は可能。なお、事前の予約は不可となる。超望遠レンズを堪能できる機会、世界選手権の迫力感あるシーンを切り取ってみよう。

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「ベリーヴァリアント」からスポーティで高級感も兼ね備えた日産「アリア」用エアロが登場!〈PR〉 https://jasma.org/%e3%80%8c%e3%83%99%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b4%e3%82%a1%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%88%e3%80%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%81%a7%e9%ab%98%e7%b4%9a%e6%84%9f.html Sat, 11 Nov 2023 07:12:51 +0000 https://jasma.org/%e3%80%8c%e3%83%99%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b4%e3%82%a1%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%88%e3%80%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%81%a7%e9%ab%98%e7%b4%9a%e6%84%9f.html シンプルで美しい純正フォルムの上を行くスタイリングに!
日産が誇るクロスオーバーEV(電気自動車)として人気のアリア。日本の伝統美の進化を追求し、シンプルながらも力強く、モダンなフォルムを描く魅力的な一台だ。ベリーヴァリアントでは、そんなアリアの純正フォルムを崩さずに「スポーティさ」と「プレミアム感」を与えたエアロプログラムを完成させた。早速、その内容を紹介しよう

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シンプルで美しい純正フォルムの上を行くスタイリングに!

日産が誇るクロスオーバーEV(電気自動車)として人気のアリア。日本の伝統美の進化を追求し、シンプルながらも力強く、モダンなフォルムを描く魅力的な一台だ。ベリーヴァリアントでは、そんなアリアの純正フォルムを崩さずに「スポーティさ」と「プレミアム感」を与えたエアロプログラムを完成させた。早速、その内容を紹介しよう

圧倒的にシンプルで近未来感のあるアリアのフェイス。フロントグリルにあたるシールド部分がなによりのポイントで、日本の伝統的幾何学模様である「組子」が立体的に表現されている。その上部には眼光鋭いLEDヘッドライトとデイライト&ウインカーを流麗にデザイン。そしてフロントバンパー下部には、Aラインを基調とした大型ダクトを設計。それらのおかげで、モダンで押し出しのあるフロントフェイスを作り上げているのだ。

そのフロント部分に、ベリーヴァリアントからはスポーツムードの追加が提案された。グライドリップスポイラーと名付けられたこのフロントエアロは、両端にカナードデザインを採用するのが最大の特徴。絶妙なボリューム感で造形されたことで疾走感がイッキに増し、しかもダウンフォースも得られることから走行安定性を確保。高速域で安心して走れるなど、機能美に満ちたデザインとなっている。

カナード一体型としたことで、車検ももちろん問題なし。素材にはFRPのほか、写真の平織りカーボンが設定されているのも見逃せない。

リアビューを上質でエレガントに飾る2アイテムに注目!

純正で大型のルーフウイングが装着されているアリア。しかもウイング中央部は空気が通り抜ける構造になっているなど、独特のデザインが採用されている。またクロスオーバーEV(電気自動車)としてダイナミックなフォルムを有するため、どっしりと落ち着いていて、存在感のあるリアスタイルとなっているのも特徴的だ。

このアリアのリアビューにベリーヴァリアントが用意したのは、ルーフスポイラーとゲートスポイラーの2アイテム。どちらのアイテムも純正が持つ雰囲気を崩さずに装着でき、上質でエレガントな空気感を備えられるのが大きな魅力となっている。

特にルーフスポイラーは純正をさらに延長したようなデザインを採用。ゲートスポイラーはベリーヴァリアントがこれまでにデザインしたことのない造形で、ダックテール風の跳ね上げスタイルとなっているのが特徴的。そのため躍動感はもちろん、高級感を兼ね備えたリアスタイルを獲得しているのだ。また純正オプションで設定されているリアアンダープロテクター装着車は車検もOK。ぜひ装着しておきたい。

これらのアイテムのおかげで、スポーティさと高級感を持つ魅力的なアリアが完成している。周囲とはカブらないひと味違った、新たな魅力を放つ特別な一台に仕上げるために、ぜひベリーヴァリアントのエアロプログラムに注目してほしい。

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彼女のトヨタ「86」は「オカザえもん」公認のラリー車両でござる。普段遣いしている本格競技車両を紹介します https://jasma.org/her-toyota-86-is-a-rally-approved-by-okazaemon.html Tue, 05 Sep 2023 08:27:06 +0000 https://jasma.org/%e5%bd%bc%e5%a5%b3%e3%81%ae%e3%83%88%e3%83%a8%e3%82%bf%e3%80%8c86%e3%80%8d%e3%81%af%e3%80%8c%e3%82%aa%e3%82%ab%e3%82%b6%e3%81%88%e3%82%82%e3%82%93%e3%80%8d%e5%85%ac%e8%aa%8d%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%83%aa.html 愛知県岡崎在住の「うっちーさん」の愛車は2013年式のトヨタ「86」(ZN6)。真っ白なリボンで飾られた朱色のクルマは、実際のラリーで彼女自身がドライブし、参戦するために作ったマシンだ。全日本ラリーやTOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジに参戦している、業界でも珍しい女性ラリーストをクローズアップする。

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業界でも珍しい女性ラリースト

愛知県岡崎在住の「うっちーさん」の愛車は2013年式のトヨタ「86」(ZN6)。真っ白なリボンで飾られた朱色のクルマは、実際のラリーで彼女自身がドライブし、参戦するために作ったマシンだ。全日本ラリーやTOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジに参戦している、業界でも珍しい女性ラリーストをクローズアップする。

ゆるキャラ「オカザえもん」のサイン入り

「愛車はオカザえもんレーシング所属のラリー車です。“オカザえもん”は、愛知県岡崎市のゆるキャラなんです! この車両はラリーをするために購入して作りました。『オカザえもんレーシング&きれいどころシンボリ86』といいます。全日本ラリーやTOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジに参戦しています」

そう話してくれたのは、トヨタ「86」(ZN6)ラリー仕様を駆るオーナーである“うっちー”さんだ。

このクルマはラリー競技の車両規定の中で、長く戦える車種として約4年前に購入したという。JAF選手権のレギュレーションに合わせた仕様にモディファイを加えているが、基本的にナンバー付きの公道仕様であることが大前提であるため、普段乗りもこの状態のまま走り回っているそうだ。

ボディカラーは明るい朱色にフルラッピングを行い、岡崎市のゆるキャラ「オカザえもん」と「ラリーチームきれいどころ」の白く大きなリボンが施されている。ホイールは白いENKEI SPORTで、タイヤはダンロプ ディレッツァB10(225/45R17)を前後に履く。

ラリーカーならではの装備も

車内はロールゲージに囲まれたラリードライバーの仕事場といった雰囲気だ。ペットボトルのドリンクホルダーは、ロールバーに固定されている。助手席にはコ・ドライバー(ラリー競技でドライバーをナビする相棒)が使うラリーコンピュータと出火時に備えて消火器なども標準装備。シートはお気に入りのBRIDE、レーシングハーネスはCUSCOを愛用する。

また、リアの荷物スペースには、スペアタイヤ、車載ジャッキ、工具箱、発煙筒などを積載する。後席を潔く取っ払った空間にネットを吊り下げ、脱いだヘルメットやグローブなどを置けるようにするのがラリーマシンらしい点だ。ちなみに、トランク上部の収納ケースには、車検証や競技で必要な書類が入れられる。

ラリー参戦の中で思い出深い愛車エピソードを訊ねると「ラリーSS(スペシャルステージ)中に水没したことですね」と苦笑い。コースサイドの係員や後続のラリー車に対して、「SOS」シートを提示し救助を求めたそうだ。今後のカスタム予定は、ヘッドライトの後期化。現在はロールバー6点式+サイドバー仕様だが、今後はJAFのRJ規定へ変更も検討中とのことだった。

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WRC王者ロバンペラ選手が再び参戦! 最終戦まで魅せます「フォーミュラドリフトジャパン」 https://jasma.org/wrc-champion-rovanpera-participates-again-fascinating-until-the-final-battle.html Tue, 29 Aug 2023 00:22:52 +0000 https://jasma.org/wrc%e7%8e%8b%e8%80%85%e3%83%ad%e3%83%90%e3%83%b3%e3%83%9a%e3%83%a9%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%81%8c%e5%86%8d%e3%81%b3%e5%8f%82%e6%88%a6%ef%bc%81-%e6%9c%80%e7%b5%82%e6%88%a6%e3%81%be%e3%81%a7%e9%ad%85.html 米国発のドリフト競技として日本で今夏盛り上がっているのが「フォーミュラドリフトジャパン(以下FDJ)」だ。最終戦となる第6戦は2023年10月7日〜8日に岡山国際サーキットで開催されることが決定している。年間チャンピオンを現役中学生の箕輪大也選手が獲るのか、それともベテラン勢が阻止するのか注目が集まるところだが、最終戦にはなんとWRC王者であるカッレ・ロバンペラ選手が再び参戦することが決定した。

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WRC王者ロバンペラ選手が参戦!

米国発のドリフト競技として日本で今夏盛り上がっているのが「フォーミュラドリフトジャパン(以下FDJ)」だ。最終戦となる第6戦は2023年10月7日〜8日に岡山国際サーキットで開催されることが決定している。年間チャンピオンを現役中学生の箕輪大也選手が獲るのか、それともベテラン勢が阻止するのか注目が集まるところだが、最終戦にはなんとWRC王者であるカッレ・ロバンペラ選手が再び参戦することが決定した。

2023年のチャンピオンは誰の手に

WRC(FIA世界ラリー選手権)チャンピオンであるカッレ・ロバンペラ選手がFDJに参戦するのは、実は今回で2度目。エビスサーキット西コースで開催された第2戦に初参戦し、単走・追走の両方で完全優勝。圧倒的なドライビングスキルの違いを見せつけてくれた。

ではどうして再びロバンペラ選手の参戦となったのだろうか。実は11月にWRCシリーズの「ラリージャパン」の開催が控えており、そうしたタイミングもあってロバンペラ選手が訪日するタイミングもあっての参戦のようだ。ロバンペラ選手の車両はCUSCO Racingの「Red Bull GR COROLLA」である。

最終戦はランキング上位のドライバーにとってはシリーズチャンピオンがかかった大切な一戦。そこに、第2戦で格の違いを見せて優勝したロバンペラ選手が加わったことで、誰が年間チャンピオンとなるか、まったく予想がつかない争いになり、最後までギャラリーを楽しませてくれることは必至だ。2023年シリーズは、例年にもまして目の離せないFDJであったが、最後の最後までサプライズを用意してくれているあたり、ファンとしては嬉しい限りだ。

さらに、「MOTOR GAMES(モーターゲームス)」として、「FMX SHOWCASE」(フリースタイル・モトクロス)などともコラボレーションし、岡山国際サーキットが盛り上がることは間違いない。

■2023 MOTOR GAMES 岡山 [FORMULA DRIFT JAPAN Round.6 / FDJ2 Round.6 / FMX SHOWCASE]
・日程:2023年10月7日〜8日
・場所:岡山国際サーキット(岡山県)

■チケット情報
・前売入場券(1日券):3300円(消費税込)
※中学生以上は入場の際に入場券が必要となります。
・当日入場券:5000円(消費税込)
・四輪駐車券:1650円(消費税込)
・二輪駐車券:1100円(消費税込)
※当日券・駐車券ともに上記は1日のみの料金となります。

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【絶好調から一転】トヨタ勢の塙/染宮組リタイア!「アジアクロスカントリーラリー」4日目は三菱ラリーアートチームが猛追 https://jasma.org/reversal-from-great-form-toyotas-hanawa-somemiya-team-retires.html Tue, 22 Aug 2023 06:49:24 +0000 https://jasma.org/%e3%80%90%e7%b5%b6%e5%a5%bd%e8%aa%bf%e3%81%8b%e3%82%89%e4%b8%80%e8%bb%a2%e3%80%91%e3%83%88%e3%83%a8%e3%82%bf%e5%8b%a2%e3%81%ae%e5%a1%99%ef%bc%8f%e6%9f%93%e5%ae%ae%e7%b5%84%e3%83%aa%e3%82%bf%e3%82%a4.html FIA・FIM公認国際クロスカントリーラリーである「アジアクロスカントリーラリー(AXCR)」。その2023年大会がスタートした。8月13日(日)に始まり、14日(月)にタイのパッタヤーをスタートしたこのラリーレイドは8月17日(木)、国境を越えラオスに入国。その日程も折り返し、ラオス国内での後半戦を迎えた。

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総合では青木拓磨の105号車がトップ

FIA・FIM公認国際クロスカントリーラリーである「アジアクロスカントリーラリー(AXCR)」。その2023年大会がスタートした。8月13日(日)に始まり、14日(月)にタイのパッタヤーをスタートしたこのラリーレイドは8月17日(木)、国境を越えラオスに入国。その日程も折り返し、ラオス国内での後半戦を迎えた。

TGRインドネシアの赤黒の3連星、その一角が崩れ始め……

1996年の初開催から今年で第28回目を迎えたAXCR。東南アジアの山岳地帯やジャングル、沼地、海岸、砂漠、プランテーション、サーキットなど、毎年コース設定も通過国も変わっているが、今回の舞台はタイ〜ラオスにかけてのものになる。その6日間にわたるラリーレイドも、ついに後半戦に突入した。

8月17日(木)、まだ夜も明けぬうちから国境を超えるため、エントラントは東に向かう。順調にタイからラオスへ入国した各車は、すぐにSS4 Champasakのスタート地点へと移動する。この日のSS距離は168.5kmと比較的短い設定。というのも雨が降ると途端にマッドで難易度が上がるコース設定だからだ。

ときおり局地的にスコールがあったこの日、トップでSSを走り切ったのは、108号車のTheerapong Pimpawat/Jumpol DOUNGTHIP組(NEXZTER REST CLUB (NXRC)/TOYOTA Hilux Revo/T1D/2時間0分25秒)であった。

前日トップ3を独占したTOYOTA GAZOO Racingインドネシアの3台が真っ先にコースインしたが、2番目に出走した青木拓磨組が2時間3分21秒でこの日2番時計をマーク。チームメイトの121号車 Tubagus Moerinsyahdi/Jatuporn Burakitpachai組(TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA/TOYOTA Fortuner/T1D)は2時間6分37秒で4番手に入った。

一方103号車の塙 郁夫組は2日目、3日目と連続トップタイムをマークしていたものの、SS4に入った20km地点でエンジンから異音が発生してマシンを止めた。結果、マシンの修復はかなわず、この日の走行でリタイアとなってしまう。

新型トライトン3台を投入した三菱ラリーアートチームから、昨年のAXCR覇者の101号車Chayapon Yotha/Peerapong Sombutwong組(Team MITSUBISHI RALLIART/MITSUBISHI Triton/T1D)が2時間4分56秒で3位に食い込んでいる。

総合では青木拓磨の105号車が、10時間1分8秒でトップ。そして121号車のトゥバグス・アディ・モレンシャディ組が10時間6分32秒と、まだTGRインドネシアのワンツー体制は崩れていない。しかし、その背後には101号車チャヤポン・ヨーター組が15分遅れ(10時間16分28秒)でこれを追いかける。

18日(金)の「SS5 Paksong」(167.82km)は、後半がトリッキーで川渡りもあるコース設定だったものの、その状態が良くないという判断から、後半のルートをスキップし、SSの途中に設けられたパッセージコントロール(PC)までの120.76kmまでのコースに短縮された。

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アジアクロスカントリーラリーに参戦する青木拓磨! ジオランダー開発製造拠点で歓迎を受ける https://jasma.org/taku-aoki-participating-in-the-asia-cross-country-rally.html Fri, 18 Aug 2023 02:19:15 +0000 https://jasma.org/%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%ab%e5%8f%82%e6%88%a6%e3%81%99%e3%82%8b%e9%9d%92%e6%9c%a8%e6%8b%93.html 2023年8月10日(木)にアジアクロスカントリーラリーがスタートする。その開催前に、同ラリーに参戦する青木拓磨が、スタート地であるタイ王国チョンブリー県パッタヤーの隣、ラヨーン県にある横浜ゴムのアジア拠点へ車両を持ち込み、関係者を前にAXCRの勝利を誓った。

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ジオランダーの開発拠点でマシンの最終調整

2023年8月10日(木)にアジアクロスカントリーラリーがスタートする。その開催前に、同ラリーに参戦する青木拓磨が、スタート地であるタイ王国チョンブリー県パッタヤーの隣、ラヨーン県にある横浜ゴムのアジア拠点へ車両を持ち込み、関係者を前にAXCRの勝利を誓った。

多くの社員が玄関で待ち構え熱烈な歓迎

タイ中部にあるラヨーン県には、横浜ゴムのアジアの開発および製造拠点がある。敷地面積42万平方メートルを誇る製造工場であるYTMT(ヨコハマタイヤ・マニュファクチャラー・タイランド)は、トラック・バス用タイヤ、小型トラック用タイヤ、乗用車用タイヤの生産を行っている。もちろんオフロードSUVタイヤとして1996年から展開しているGEOLANDAR(ジオランダー)ブランドの製品もここで生産を行っている。

青木拓磨は、アジアクロスカントリーラリーでパッタヤーがスタート地点と設定された際は必ず表敬訪問を行っているため、これまでに10回近くこの工場へは訪れている。そして、今回も多くの社員が玄関で待ち構え熱烈な歓迎を受けた。

今春に就任した中村 亨社長との挨拶ののち、集まった社員の前で、ジオランダーの良さなど簡単なスピーチを行い「ジオランダーで今回のアジアクロスカントリーラリーに勝ちます」と宣言。そして写真撮影に気さくに応じていた。

続いて青木拓磨一行は、同社の開発拠点となるテストコースに向かった。ラヨーン県アマタシティ工業団地内のYTMTの工場から約30kmのところにあるTTCA(タイヤ・テストセンターオブアジア)は、2009年に開設したタイヤプルービンググラウンドである。

冬季用タイヤ以外のタイヤ開発が行われているこのTTCAは、年間の稼働率も300日近いという、まさに開発の一大拠点となる。高速外周路はおむすび型をした全長4100mのコースとなっており、その直線部分だけでも1000mはあるという巨大なもの。その内側には世界の様々な路面状況を再現した特殊試験路などを備え、研修センターであるタイヤサービストレーニングセンターも併設している。

ここでもスタッフとの懇親も撮影にも応じた後に、TTCA内にあるオフロードコースにトヨタ・フォーチュナーを持ち込んで、短時間であったがマシンの最終チェックを行った。

この後、青木拓磨の乗るトヨタ・フォーチュナー105号車は、本番に備えてカラーリングを施しスタートを迎えた。AXCR2023へは、TOYOTA GAZOO Racing INDONESIAから参戦している。車両にはコ・ドライバーとなるイティポン・シマラック選手とソンウット・ダンピパットラコーン選手が乗り込み戦っている。

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